当院では様々な精密機器を活用することで高い治療精度を実現しています。
機器の特徴に関しては院内ツアーでご紹介しておりますので、ご参照ください。
良い治療を提供するためには「歯科医師の技術」は必要ですが、人の力には「限界」があります。
精密機器の存在が、その限界を超えさせてくれます。
「隠れた病気の発見」「痛みの少ない治療」「再発リスクの軽減」など、様々なことが可能になります。
とはいえ、機器の力に頼るだけではありません。
最終的な判断は人間が行う必要があり、技術や知識、経験が治療結果を左右します。
人の技術と機器が融合し、上手く組み合わさることで質の高い治療が可能になります。
当院には各分野に精通したドクターが複数在籍しており、大学病院に引けを取らない治療体制があります。
ドクター1人体制で治療を行っている歯科医院も多くありますが、全ての分野を極めているドクターは存在しません。
複数の専門ドクターが集まり、チームを組むことで、より分野で質の高い治療を提供できるようになります。
また、チーム医療を行う事により、一方向からの視点ではなく、複合的な視点から診査診断を行い、より精度の高い治療が可能になります。
まずは、「予防によって歯を守れる」ことを示した、ある興味深い統計がありますのでご紹介します。
この統計は国別に、「歯科医院で定期的なメンテナンスを受けている割合」と、「80歳の時に残っている歯の本数」の相関関係を示したグラフになります。
このグラフから分かることは、「定期的に歯のメンテナンスを受けていれば、80歳の時に残っている歯の本数は多い」ということ、そして「日本人は定期的なメインテナンスを受けていないため、80歳になったときには歯が8本しか残っていない」ということです。
日本と欧米のこの違いはどこから来ているのでしょうか?
これまでの日本の歯科治療は「削って詰める」ことが主流であり、最終的には入れ歯になることがほとんどでしたので、それが普通だと皆さんが理解していることと、もう1つは、歯科医療従事者が患者さんに
「歯を予防することの大切さ」
「虫歯や歯周病を予防できること」
「自分の歯を残すための取り組みが存在する事」を
伝えてこなかったことが大きな原因です。
この現実を変えていかなければなりません。
もう1つ、皆さんにお伝えしたいことがあります。
以下の表は、「残っている歯の本数」と「年間医療費」の相関関係を表したものになります。
皆さんからすると、「残っている歯の本数が多いと、なぜ病気になりにくいの?」と疑問を感じると思います。実はお口の健康と身体の健康には密接な関係があります。
例えば、歯を失う一番の原因は「歯周病」と言われています。
そして、この歯周病は、糖尿病、脳卒中、狭心症、心筋梗塞などの病気との関連性が報告されています。
また、最近では「アルツハイマーと歯周病との関係性」の研究報告も出ています。簡単にご説明すると、歯周病菌がお口のちょっとした傷口から血管に入り込み、内毒素(エンドトキシン)を体内に蓄積させます。
この毒素が脳に入り込むとアミロイドβが生成されるのですが、このアミロイドβがアルツハイマーを進行させる要因となります。
このように、お口の健康が害されると身体の健康も害されます。逆を言うと、お口の健康を維持することで、身体の健康も維持できる可能性が高まるということです。
「つい遠慮してしまい、自分の希望を上手く伝えられなかった」
このような経験はないでしょうか。
当院ではそのような遠慮は必要ありません。
患者さんとの「会話」を大切にしているからです。
「できるだけ痛みを少なくして欲しい」「費用を抑えた治療をして欲しい」「時間がかかってもしっかり治療して欲しい」など、様々なご要望があると思います。
どうか遠慮なくお伝えください。
良い治療をして改善させることはプロとして当然のこと。
しかし、患者さんに本当に満足してもらうためには「過程」も大切。
お互い納得した上で治療を開始し、治療終了後には共に喜び合いたい。
これが当院のスタイルです。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。