詰め物・被せ物の違いが
どのような影響を与えるかご存知ですか?
「美」と「健康」
その両方に配慮した治療を行っています。
詰め物・被せ物の違いが
どのような影響を与えるかご存知ですか?
「美」と「健康」
その両方に配慮した治療を行っています。
当院では見た目の美しさだけではなく、全身の健康にも意識を向け、治療に取り組んでいます。
なぜなら歯科治療が原因で、別の病気が悪化したり、健康を害してしまったりするからです。
特に患部から毛細血管を通って雑菌が全身に回ると、こうしたトラブルが起こりやすいのです。
虫歯の被せ物が悪い場合は再治療が必要にもなりますが、再治療となると、歯の健康な部分は薄く、小さくなっていきます。
複数回再治療を繰り返してしまうと、抜歯リスクも高くなります。
そして、保険診療範囲内となる銀歯は、精密さや耐久性などの観点から、必ずしも優れた治療材料とは言えません。
修復材を銀歯にすることで、再治療リスクは上がりやすくなるのです。
美は抽象的なものではなく、計測できるものです。
それを反映させることで、誰が見ても美しい美が創造されます。
笑ったとき、下唇のアーチと歯並びのアーチを一致させることで口元の美しさを際立てることができます。
著者: 山崎長郎 クインテッセンス出版: エステティック クラシフィケーションズ より引用
「中切歯(1.618)」:「側切歯(1)」:「犬歯(0.618)」の配列にすることで前歯の審美性が向上します。
正中線とは、身体の中心を通るラインのことを言いますが、上の前歯の中心を通るラインを正中線に合わせることでバランスが取れた歯並びになります。
口元の美しさは「歯肉」も重要な役割を果たします。
生物学的幅径を尊重し、適合性の良い被せ物を製作する必要があります。
詰め物や被せ物には、いくつかの種類があります。
当院では、歯はもちろん、全身にやさしい素材を厳選して、患者さんにご提案します。
当院で使用している素材は、次の3つです。
使用する素材によって特徴が異なりますので、それぞれご紹介します。
ジルコニアは「人工ダイヤモンド」との異名をとるほど強度の高い素材です。噛む力が強い方や食いしばりが強い方でも、安心してご使用いただけます。
審美性が高い点も特徴です。
オールセラミックは耐久性という点でジルコニアセラミックよりやや劣りますが、透明感があり、高い審美性がポイントとなります。
素材は陶器のため、汚れや着色が付きにくいという特徴があります。
e-maxは強度と美しさの両方を兼ね備えたセラミック素材です。
柔らかすぎず硬すぎない素材は、強い衝撃に対しても高い耐久力を示し、自身の歯を傷めにくいという特徴があります。
歯との接着能力も高いため、虫歯による再治療になりにくいというメリットもあります。
上記以外にも様々な素材がありますので、詳細はお問い合わせください。
虫歯になって歯を削ると、どうしても歯の寿命は短くなってしまいます。
しかし、削る量を最小限に抑えて再治療を防ぐことで、できる限り健康な歯を維持することはできます。
では、どのようにして歯を守る治療を行っていくのか、当院で取り組んでいる内容についてご紹介します。
当院では、まず確実な治療を優先します。
確かに、「見た目を綺麗にしたい」という患者さんがいらっしゃった場合、何もチェックせずに被せ物を変えることは可能です。
しかし、そうしてしまうと、その奥に病巣があった場合、患者さんは後々虫歯に苦しむことになります。
右の症例は、初期治療を行わなかったことで、歯周病が悪化してしまい、歯と歯茎の間に隙間が生じてしまっています。
見た目を良くしようとした結果、かえって審美性が崩れてしまっているのです。
白い詰め物や被せ物を行う前には、必ず適切な歯科治療を行い、健康で、かつ美しい歯を手に入れていただきたいと考えています。
詰め物や被せ物をした歯を長持ちさせるためには、歯と人工物の間に、可能な限り隙間がないことが重要です。
この隙間から虫歯や歯周病の原因となる菌が侵入して繁殖すると、そこが病巣となり、お口の中の衛生状態が悪化してしまうからです。
特に一度治療した箇所が再度病巣になると、再治療となり、抜歯リスクが高まってしまいます。
下の画像はマイクロスコープを利用して、千円札の裏面を拡大した画像です。
千円札には、偽造防止のために「ニ」「ホ」「ン」の隠し文字が入れられています。
しかし、肉眼ではこの文字はなかなか読めません(写真左)。
拡大機器を使用することで、肉眼で見るよりもはるかに小さなものを、しっかりと確認することができます。
当院には、元歯科技工士のドクターが在籍しています。
また、歯科技工所も運営しており、詰め物や被せ物に関する豊富な知識を持っています。
以前は、歯科医師もこうした人工物の作製を行っていました。
しかし現在では、診療を行う歯科医師と、治療用の人工物を作る製作する歯科技工士の仕事は分業化されており、歯科技工に関する知識や経験の少ない歯科医師が多いのです。
本来歯科医師は、被せ物がどのように製作されているか、どのような設計が患者さんのお口にフィットするかについて、正しい知識が必要とされます。
そうでなければ、歯科技工士に対しても適切な製作指示を出せないからです。
当院では、歯科技工物を設計する歯科医師の育成を行い、さらに優秀な歯科技工士と連携することで、よりご満足いただける詰め物・被せ物を提供し続けています。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。