インプラントの寿命はメンテナンスで決まる…

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インプラントの寿命はメンテナンスで決まる!長持ちさせる秘訣を専門医が徹底解説

2025年12月9日

インプラントの寿命はメンテナンスで決まる!長持ちさせる秘訣を専門医が徹底解説

インプラントの寿命を左右する最大の要因とは

インプラント治療を受けた方にとって、「どれくらい持つのか」は最も気になる疑問の一つです。

実は、インプラント本体には明確な使用期限がありません。チタン製のインプラント体は腐食や劣化がほとんどなく、人工関節や医療機器にも使われる素材で、長期安定性が科学的に証明されています。しかし、だからといって「一生もの」と安心してはいけません。

インプラントの実質的な寿命を決めるのは、治療後のメンテナンスと日々のケアです。適切な管理を行えば30年以上使用できる可能性も十分にありますが、メンテナンスを怠ると10年を待たずに問題が生じることもあります。

天然歯を最優先に考え、可能な限り抜歯を避ける方針を掲げている当院では、インプラント治療後のフォローアップも重視しています。インプラントを長く快適に使い続けるために、科学的根拠に基づいたオリジナルのメンテナンスシステムを提供しています。

インプラントの平均寿命と他の治療法との比較

インプラントは10年以上が一般的

インプラントの平均寿命は、一般的に10年以上とされています。

海外の長期追跡調査では、20年以上経過しても90%以上のインプラントが正常に機能しているという報告もあります。50歳でインプラント治療を受けた方が80歳まで問題なく使用し続けているケースは珍しくありません。

ただし、これはあくまで統計上の数値であり、実際には個人差や使用環境によって大きく左右されます。丁寧に扱うと寿命以上に長く機能を保つことができるため、しっかりとメンテナンスを行うことが大切です。

入れ歯やブリッジとの寿命の違い

他の治療法と比較すると、インプラントの優位性が明確になります。

入れ歯は1~2年程度、ブリッジは5年程度で使えなくなってしまうことが多いため、寿命の面ではインプラントが最も長いといえます。また、インプラントは自然の歯に近い素材を使用することから、入れ歯やブリッジに比べて審美性の高い仕上がりが期待できます。

さらに、入れ歯では将来他の歯に負担がかかり、歯の健康を損ねたり歯肉がやせてきてしまい結果的に歯の寿命を縮めてしまいます。ブリッジの場合は、前後の健康な歯を大きく削らなければいけないため、歯の寿命が短くなってしまいます。

インプラントは他の健康な歯への負担が少なく済むというメリットがあるのです。しっかり噛むことで脳に新鮮な血液が行き渡り、認知症予防にも役立つという研究結果も報告されています。

メンテナンス不足が引き起こす深刻なトラブル

インプラント周囲炎のリスク

インプラント治療後に正しいメンテナンスが行われなかった場合、最も深刻なトラブルがインプラント周囲炎です。

インプラント周囲炎は、インプラントを支えている顎の骨が溶けてしまう病気です。メカニズムは歯周病と同様で、口腔衛生状態が悪くなると発生しやすくなります。しかし、歯周病に比べて見た目の炎症や腫れが目立ちにくく、進行速度も格段に速いため、より気を付ける必要があります。

重要なのは、インプラントの周りの骨が溶けても痛みのシグナルはないということです。自分では気付かないと思ってください。異変に気付くのは、知識のある歯科医と歯科衛生士です。

インプラント周囲炎が進行し顎の骨にまで炎症が広がると、インプラントがグラついたり、最悪の場合インプラントが脱落することもあります。

装置の不具合と噛み合わせの変化

長年インプラントの使用を続けていると、装置に様々な不具合が生じてきます。

特に、歯ぎしりや食いしばりによってインプラントに強い負荷がかかると、上部構造とインプラント体をつなぐスクリュー(ネジ)が緩んだり、歯の部分となる上部構造がすり減ったりといったトラブルが引き起こされます。

また、インプラント手術直後は正しかった噛み合わせも、時間が経つとお口の癖や装置の不具合によって変化していきます。噛み合わせのバランスが崩れると、噛む機能が低下して胃腸に負担がかかったり、顔貌の歪みや顎関節症などのリスクが高まります。

これらのトラブルの早期発見・治療につなげ、長くインプラントをお使いいただくためにも、治療後に歯科医院で定期メンテナンスを受けることは非常に重要なことなのです。

インプラントを長持ちさせる4つの秘訣

秘訣1:毎日のセルフケアを徹底する

インプラントを長く使い続けるための基本は、毎日のセルフケアです。

インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周りの清掃が不十分になると周辺組織が歯周病菌に感染し、インプラント周囲炎を発症します。通常のブラッシングに加えて、フロスや歯間ブラシを使って汚れを残さないことが重要です。

セルフケアの質を高めることで、インプラント周囲炎や虫歯・歯周病の予防につなげることができます。適切な磨き方や清掃アイテムの使用方法については、予防のプロフェッショナルである歯科衛生士がアドバイスします。

秘訣2:定期メンテナンスを必ず受ける

どれだけ丁寧にセルフケアを行っていても、専門家によるメンテナンスは不可欠です。

一般的に3~6ヶ月に1回程度のペースでメンテナンスを受けていただくことをおすすめしています。メンテナンスには「いつまで」という期間はなく、インプラントを長く快適にお使いいただくためには継続して通っていただくことが大切です。

定期メンテナンスでは、口腔内のチェック、レントゲン検査、PMTC(歯のクリーニング)、噛み合わせの調整などを行います。インプラントの金属やセラミックを傷付けないためのインプラント専用の超音波スケーラーチップを使い、プロの手で管理をしていきます。

重要なデータがあります。インプラント周囲の骨が溶けてしまった人でも、それが軽度の2mm~4mmで対処したら、多くのインプラントは健康な状態になった(74%)が、重度の骨吸収である7mm以上に進行してから治療を開始したインプラントは、たった22%しか健康な状態にならなかったという海外の研究結果があります。

つまり、早期発見ほど治る可能性が高いのです。

秘訣3:噛み合わせの調整を定期的に行う

噛み合わせの管理は、インプラントの寿命に直接影響します。

咬合紙という紙を使って噛み合わせに不具合がないかチェックし、噛み合わせが悪い箇所が見つかった場合は微調整を行います。負担を分散させてインプラントを守ることで、長期的な安定性が保たれます。

特に、前歯や奥歯などインプラントを埋入した箇所や、歯並びなどによって寿命が異なる場合があります。一般的には、噛む力が強い奥歯(大臼歯部)は負担がかかりやすいぶん寿命も短い傾向にあるとされていますが、実際は歯並びや噛み合わせによってケースバイケースです。

秘訣4:生活習慣の見直しと全身の健康管理

インプラントの寿命は、全身の健康状態とも密接に関係しています。

禁煙や全身の健康管理が長持ちのカギとなります。喫煙や糖尿病によるリスク上昇は科学的に証明されており、これらの要因はインプラント周囲炎の発症リスクを高めます。

糖尿病や心臓病、高血圧などの理由でインプラントを断られるケースはよく見受けられます。以前は、これらの症状がある場合は、多少リスクが高くなるとされていたため、断る医院さんが多かったようです。ただし、近年では、体調の改善と共に、生体モニタリングなどを注視しながら行うことで可能になることもあります。

当院では、内科医の判断も仰ぎながらご提案をさせていただきますので、他院で断られたとしても、諦めずに一度ご相談ください。

当院のインプラント治療とメンテナンスの特徴

安全を最優先した「コンピュータインプラント」

当院では、CT装置、シミュレーションソフト、ガイデッドサージェリーを活用した「コンピュータインプラント」で安全性を向上させています。

CTは骨の量や厚み、神経の位置などを三次元に捉えることができる撮影装置です。従来のレントゲンでは二次元撮影までしかできなかったため、患者さんの状況把握が適切にできるとは限りませんでした。CTを用いると、様々な角度からの解析が可能なため、より正確な診断ができ、治療の安全性と質を高めることができます。

ガイデッドサージェリーとは、インプラント手術を正確に行うために用いられる、マウスピースのような器具のことです。どの位置に、どの角度で、どの深さまでインプラントを埋め込むかを分かりやすくした補助器具で、安全で正確な治療ができるだけでなく、手術時間の短縮などにもつながり、患者さんの肉体的・精神的負担を軽減させることができます。

世界標準のメーカーと10年保証システム

当院では、インプラントメーカーとして世界のシェアの1位と2位である「ストローマン」と「ノーベルバイオケア」の2社のものを採用しています。

世界におけるシェアが高いということは、それだけ多くの治療実績があり、国際的な信用度も高いメーカーであるということです。ストローマンは世界シェア第1位のインプラントメーカーで、手術の成功率が約97%、生存率が約98%と、高い信頼性が証明されています。

また、インプラント治療に10年の保証期間を設けています。インプラントの第三者保証期間である「ガイドデント」に認定されており、一般的には保証対象とならないケースにも対応が可能です。転倒などによってインプラントが破損・脱落した場合でも、無償で再治療を行うものです。

さらに、ガイドデントに加盟している全国の認定医院で、引き続き保証を受けることが可能です。遠方に引越ししてしまっても保証内容は変わらず継続されます。

科学的根拠に基づいたオリジナルメンテナンスシステム

当院では、科学的根拠に基づいたオリジナルのメンテナンスシステムがあります。

患者さんそれぞれに合わせたメンテナンスプログラムを作成し、インプラントも含めたお口の全体の状態を管理いたします。通常は上部構造を外さないまま、ときには上部構造を外した状態で歯科衛生士が専用の機材を使って徹底的な清掃を行います。

また、インプラントやインプラント周囲組織に異常がないか検診も行ないます。問題があれば早めに対処できる機会を得ることができます。インプラント治療は、インプラントを埋めたら終わりというようなものではありません。長く使い続けていただくためには、治療後も定期的にメンテナンスを行っていく必要があるのです。

まとめ:インプラントの寿命は「あなた次第」で決まる

インプラント本体には明確な使用期限はありません。

しかし、それを「一生使えるもの」にするかどうかは、日々のケアと定期的なチェック次第です。毎日のセルフケア、定期メンテナンス、噛み合わせの調整、生活習慣の見直しという4つの秘訣を実践することで、インプラントを30年以上使用できる可能性も十分にあります。

逆に、メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎などの深刻なトラブルが発生し、10年を待たずに問題が生じることもあります。特に、インプラント周囲炎は痛みのシグナルがなく、自分では気付かないことが多いため、専門家による定期的なチェックが不可欠です。

当院では、天然歯を最優先に考え、可能な限り抜歯を避ける方針を掲げています。どうしても歯を残すことができない場合のみ、インプラント治療をご提案しています。そして、インプラント治療後も、科学的根拠に基づいたオリジナルのメンテナンスシステムで、患者さんのお口の健康を長期的にサポートしています。

「長く安心して使いたい」「寿命が気になる」という方は、ぜひ一度ご相談ください。世界標準のメーカー製品を使用し、コンピュータインプラントで安全性を高め、10年保証システム「ガイドデント」で万が一の事故にも対応できる体制を整えています。

インプラントは、単に失った歯を補うだけの治療ではありません。他の健康な歯を守り、しっかり噛むことで脳に新鮮な血液が行き渡り、認知症予防にも役立つという研究結果も報告されています。インプラントは歯、そして全身の健康を守るのに役立つ治療方法なのです。

あなたのインプラントを長く快適に使い続けるために、私たちは全力でサポートいたします。

 

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